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うぇ~いww
テスト終わった!!!!!
マジうれしい♪
しにそwww
つか数学ぜんぜんとけんかったし~
最近、キティちゃんがうざい。
今日は雨がひどかった。帰るとき。
友達がかさ持ってなかった。うちはちっさい折りたたみ傘をもってた。
ふたりで相合傘してかえりました。
ローソンにつきました。
公衆電話から友達が自分の家に電話をかけました。
だれも出ません。
私もかけてみました。
だれも出ません。
委員長のMちゃんがきました。
公衆電話から電話をかけました。
だれも出ません。
Mちゃんは傘をさして一人で帰っていった。
どうしようか。迎えに来てもらおうと思ったのにだれも電話にでてくれない。
しょうがない。待ってても時間の無駄だ。
帰ろう。しかし傘はひとつしかない。
じゃあうちにとりあえず行こうよ。お母さん帰ってきたらあんたんちに送ってったるわ。
待って。そっち行くよりあたしんち来たほうが距離短くない?
そっか。じゃあとりあえず出発しようか。
うん。
暗い。
暗い。空は、なんともいえぬ色をしてる。朝のような昼のような夜のような。
人の心を惑わすような、色。
灯がコンクリートを照らす。雨が地面の上を踊りはねている。そこに光が混じる。
しかしそこに色はない。
どこを歩いているのかわからない。
濡れた右肩が寒い。
足が凍る。
いい加減傘を持つ手が、しんどい。
手の感覚が失われる―――
そこに温かい手が重なる。
響くは笑い声。
その後無事にまめこは自宅へと郵送され、今にいたります。
友達の家にいったことは何度かあるのだけれど、夜に、歩いていったのは初めての試みで、
未知なる世界に足を踏み入れた気がした。
雨の空は、なんともおもしろい。
なにがおもしろいのかって聞かれるとはっきりいえないのだが、
とにかく、なんともいえないところが、面白いと感じる。
時間の感覚を忘れさせるような、深く浅い紺――――
はっきりとわからないその不思議な空間の中にいるという状態が、心地よくて、
時間が止まってしまえばいいのに なんて思う。
現実逃避だろうか。
そういえば昨日の空には積乱雲がのぼっていた。
あぁ、あれが今雨となって肩をぬらしているのか。
そうだ。
今日はテストおわったから、ちょっと長くかこう。
あーもぉ眠気で変なもん書いちまった。
ご容赦くだされ。
帰り道、視界には緑の田んぼが広がる。
風が吹くと、緑の上を光が走る。
さらさらさらさら―――
気持ちよくかけていく。それは波のように次々と送り出されていく。
田んぼの傍を歩くと、振動に反応して蛙が飛び出す。
面白くて、その場で駆け足をしてみる。
次々蛙が地面の下の隙間から田んぼにダイブする。
はたから見ればすごく、変な人。
秋。
日が暮れるのが早くなった。
帰り道、視界には黄金の稲穂が広がる。その黄金も朱に染まる。
夕焼けだ。
だれが最初に夕焼けって名まえをつけたんだろう?
本当に、焼けているように見える。
赤々として、みるみるうちに沈んでく。
ふと振り返る。
あっちの空はもう暗い。月が浮かんで見える。
あっちからこっちまで、空一面を見渡してみる。
一枚の絵のようにつながった空には夕方と夜の顔が入り混じっていた。
そうか、私は今時間の境目にいるのか。
そう考えると、なんとも神秘的な場所に思えてきた。
わたしが今たっているこの場所は、昼でも夜でもなく、夕方なのだ。
時間がゆっくりと入れ替わるその瞬間を私はリアルタイムで見ているのだ。
ただ朱いだけじゃない。妖しいあの雲は横にたなびいて、紫の影を作りだしてる。
あの丸いのが全ての源で、あれに吸い寄せられるように紺色の液体が伸びている。
朱いあれがいるがきり、普段は綺麗に繊細に空にかかるやつは、白くにごっているようにしか見えない。
私は朱い源に吸い寄せられるように、帰り道を急いだ。
暑い。まだ夏といえるかもしれない。
今日も疲れた。
もう何もする気がおきない。
とりあえず早く帰らなければならない状況にあるというのは理解できる。
視野には街灯の光があっちこっちでぼうっと照らしていた。
田んぼの奥に見える高校のグラウンドをオレンジのなんとも雑な明りが、現実に引き戻す。
しかし耳を傾けると虫の音が聞こえてくる。
これがあの忌々しい部類の生き物が発した音なのかと疑いたくなるような、音。
今日も疲れた。
明日も疲れよう。